jonka 順 杉村 6 vuotta sitten
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第37回RC:Dialogue【美読会//ノエル・キャロル『批評について』を読む】
批評の過程では、評価の根拠としていくつかの作業が求められる。批評家はまず対象となる作品を詳細に記述し、次にその作品を適切な歴史的、制度的、社会的文脈に位置づけることが重要となる。作品を分類し、どのジャンルや様式に属するかを明確にすることも大切である。前衛芸術の場合、分類が難しいこともあるが、それでも文脈的手がかりを用いることで適切な評価が可能となる。さらに、解明と解釈の過程を通じて作品の主題や内容を明らかにし、その意味や意図を探ることで、批評家は作品の価値を評価する。
